岡本の家(W邸)
W邸
木造 地上3階建地下1階
延床面積:96.88㎡(29.30坪)
計画地は世田谷の閑静な住宅街の新しい分譲地。高台の風致地区という好立地を最大限に活用することを大切に設計に取り掛かりました。
計画地盤面と道路面との高低差約2mを活かして地下付きの住宅としてます。(地階は一定の床面積までは容積率より除外できます。)
1階は小部屋と水廻り、2階にリビングキッチン、3階は小屋裏風の部屋とルーフバルコニーを配置しました。
分譲地でありながら、風致地区の適度な隣地との離隔距離が保てることが間取りや窓のしつらえ方にゆとりある柔らかい住まいがこの場所にふさわしいとお施主様と共有して設計を進めました。
内装は、浴室以外の壁・天井を全て塗装仕上げとしました。塗装仕上はビニルクロス貼りの仕上とは異なり、室内に取り込まれる自然光がその時々により異なる表情を魅せます。住宅では塗装仕上の選択肢は一般的にメンテナンス性が、、、という短絡的な理由で排除されがちですが、私はどんな建材を使っても『メンテナンスフリー』というのは基本的に懐疑的に考えています。建材への十分な理解と検討により、住まいづくりの選択肢を広げることが大切です。特にW邸では、お施主様が海外生活経験が多いことから、内装の塗装仕上に親しみがあったことも塗装仕上採用の大きな要因でもありました。
木造 地上3階建地下1階
延床面積:96.88㎡(29.30坪)
計画地は世田谷の閑静な住宅街の新しい分譲地。高台の風致地区という好立地を最大限に活用することを大切に設計に取り掛かりました。
計画地盤面と道路面との高低差約2mを活かして地下付きの住宅としてます。(地階は一定の床面積までは容積率より除外できます。)
1階は小部屋と水廻り、2階にリビングキッチン、3階は小屋裏風の部屋とルーフバルコニーを配置しました。
分譲地でありながら、風致地区の適度な隣地との離隔距離が保てることが間取りや窓のしつらえ方にゆとりある柔らかい住まいがこの場所にふさわしいとお施主様と共有して設計を進めました。
内装は、浴室以外の壁・天井を全て塗装仕上げとしました。塗装仕上はビニルクロス貼りの仕上とは異なり、室内に取り込まれる自然光がその時々により異なる表情を魅せます。住宅では塗装仕上の選択肢は一般的にメンテナンス性が、、、という短絡的な理由で排除されがちですが、私はどんな建材を使っても『メンテナンスフリー』というのは基本的に懐疑的に考えています。建材への十分な理解と検討により、住まいづくりの選択肢を広げることが大切です。特にW邸では、お施主様が海外生活経験が多いことから、内装の塗装仕上に親しみがあったことも塗装仕上採用の大きな要因でもありました。